こんにちは、映画好きライターの田中です。
ほぼ毎日映画を観ている私が、おすすめしたい映画の見どころや感想をご紹介。
今回取り上げるのは、大人気不死身のブギーマンシリーズ2作目『ジョン・ウィック:チャプター2』です。
壮大で爽快な復讐劇で大人気のジョン・ウィックシリーズ2作目。前作で復習狂となったジョン・ウィックのその後を楽しむことができます。
※ネタバレ含みます
目次
概要
キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋に扮し、銃とカンフーを融合「ガン・フー」を取り入れた爽快アクションでヒットした「ジョン・ウィック」のシリーズ第2作目。
チャド・スタエルスキが監督を続投。ジョン・レイグイザモ、イアン・マクシェーンら前作のキャストに加え、グラミー賞ラッパーのコモンや、『トリプルX 再起動』のルビー・ローズらがジョンを狙う殺し屋として共演。さらに「マトリックス」シリーズでお馴染みのローレンス・フィッシュバーンが、組織を束ねるキング役で出演した。
映画『ジョン・ウィック チャプター2』の配信状況
2023年10月27日現在、以下の動画配信サービスで視聴できます。
サービス名 | 視聴状況 | 初回お試し |
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あらすじ
愛犬と愛車を奪われたジョン・ウィックの壮絶な復讐劇から、5日後。
新しい愛犬とともに平和な生活を送っていたジョンのもとに、イタリアンマフィア、サンティーノが姉殺しの依頼にやってくる。
しかし、平穏な生活を望むジョンは、サンティーノの依頼をきっぱりと断る。ジョンはサンティーノの怒りを買い、大切な自宅を破壊されてしまう。
一命をとりとめたジョンは、サンティーノへの復讐を決意する。危険を感じたサンティーノは、7億円の懸賞金を懸け、ジョンは全世界の殺し屋から命を狙われることになる…。
映画『ジョン・ウィック チャプター2』の感想
映画『ジョン・ウィック チャプター2』の見どころや感想をご紹介します。
…その前にまず、分かりやすいように各キャラクターを簡単に解説しておきます。
- ジョン・ウィック…主人公。伝説の殺し屋。「ブギーマン(闇の者)」や、ジョナサンの名で呼ばれることもある
- サンティーノ…イタリアンマフィア「カモッラ」の幹部。ジョンの仕事の手助けをした過去があり、その際「誓印」のメダルを所持している
- ジアナ…カモッラのボスで、サンティーノの姉。「主席連合」の12人の代表の1人。ジョンの旧友
- カシアン…ジアナのボディガード。暗殺者であり、ジョンの旧友。暗殺の腕はジョンとほぼ互角
- バワリー・キング…地下犯罪情報組織の王。組織のメンバーは皆、普段はホームレスのふりをして活動している。下っ端時代にジョンに殺されかけるも、見逃してもらった過去を持つ
- ウィンストン…暗殺者の集い場「コンチネンタル・ホテル」のオーナー
さらに壮大になる復讐劇
前作は、大切な愛車と愛犬を奪われたことで怒り狂ったジョン・ウィックの復讐劇でしたが、今作は大切な家をバズーカで破壊したイタリアンマフィアに復讐を企てます。
今回は戦闘シーンも壮大になり、イタリアの神殿や美術館、地下鉄内など、さまざまな場所でアクションが繰り広げられます。
特にジョンが殺したジアナの側近、カシアンとの戦闘シーンは実力が互角なため、非常に見ものです。
攻防戦の挙句謝ってイタリアのコンチネンタル内に入ってしまい(ホテル内では殺人は禁止)、ジョンとカシアンがバーで一息つくシーンはしばしの休戦という感じで、すごく粋でした。
「プロの殺し屋の礼儀として苦しまずに殺してやる」と誓い合う場面は本作一番のお気に入りです。カシアン、クールで強くてかっこいい…。
ジョンを支える「ホテル・コンチネンタル」の謎
前作でも異様な存在感を放っていた、殺し屋たちの聖域「ホテル・コンチネンタル」。
どうやらオーナーのウィンストンは裏社会での実権を握っているらしく、彼を訪ねる殺し屋も後を経ちません。ジョンもその一人で、ことあるごとにウィンストンを頼ってやってきます。
今回もジョンは愛犬を受付の男性に預けたり、武器の新調や暗殺場所の情報提供など、全面的にコンチネンタルに世話になりつつ仕事を遂行しました。
しかし、やはりこのホテルの謎は紐解かれず、むしろ深まるばかり…。
一体ウィンストンは何者なのか。なぜ世界各地にホテルが点在しているのか。どうして殺し屋たちが集まるのか…。
この謎は、若きウィンストンがホテルの経営者として成り上がっていく前日譚『ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から』で知ることができるようです。
ピンチのジョン・ウィック。次回へ続く
本作終盤では、ジョン・ウィックがコンチネンタルの掟を破り、ホテル内でサンティーノを射殺してしまいました。
ウィンストン含め、視聴者の誰もがこう思ったでしょう。
「ジョナサン。どうしてそんなことしちゃうんだよ!」
がっくりしたあと、なぜか笑いが込み上げてくる不思議とシュールなシーンでした。
ジョン・ウィックという男は口数が少なく冷静なように見えて、実はいつでも頭に血が上っているんですね。そんなところが人間味があって可愛らしいです。
ところで掟を破ったものは処罰するのが、ホテルの掟。ジョン・ウィックはオーナー、ウィンストンにより多額の懸賞金をかけられ、またもや精鋭の殺し屋たちから追われる身となってしまいます。
と、そんなピンチの場面で本作は幕を閉じます。次回へ続く、ということですね。早く続きが観たいと思わせるラストです。
映画『ジョン・ウィック チャプター2』が楽しめる人
映画『ジョン・ウィック チャプター2』が楽しめる人の主な特徴は、下記のとおりです。
- かっこいいアクションシーンが観たい
- スピーディーな展開が好き
- スカッとしたい
- 何も考えずに映画を楽しみたい
- シンプルで分かりやすいストーリーが好き
- 主人公が大活躍する映画が好き
- キアヌ・リーブスが好き
映画『ジョン・ウィック チャプター2』が好きな人におすすめの映画
ここでは、映画『ジョン・ウィック チャプター2』が好きな人におすすめの映画をご紹介します。ぜひ併せてご覧ください。
ジョン・ウィック:パラベラム
キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋に扮し、銃とカンフーを融合「ガン・フー」を取り入れた爽快アクションでヒットした「ジョン・ウィック」のシリーズ第3作目。
監督は前2作からチャド・スタエルスキ氏が続投。イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーンら前作からのキャストに加え、オスカー女優のハル・ベリーがジョン・ウィックの馴染みの殺し屋、ソフィア役で出演。
ボーン・スプレマシー
ジェイソン・ボーンと恋人のマリーは、インドのゴアでひっそりと暮らしていた。ある日、ボーンは町で怪しげな男を目撃する。相手が自分を暗殺しに来たのだと直感したボーンは、マリーとともにジープで逃亡を図るが、マリーは殺されてしまう。
同じ頃、CIAでは、ボーンをとある事件の犯人だと特定していた。身に覚えのない事件の犯人にされたことも知らず、ボーンは愛する者を殺した組織に立ち向かうため、インドをあとにする…。
マット・デイモンが記憶喪失の元CIA諜報員を演じた、2002年製作のサスペンスアクション『ボーン・アイデンティティー』の続編。ロバート・ラドラムの小説「殺戮のオデッセイ」を原作に、『ブラディ・サンデー』『ユナイテッド93』のポール・グリーングラス監督が務めた。
ラン・オールナイト
殺し屋として闇の世界に生きるジミーは、仕事のため家族を捨て、一人息子のマイクとも疎遠に。しかしある日、殺人現場を目撃して殺されかけていたマイクを救うため、ニューヨークを牛耳るマフィアのボスの息子、ダニーを射殺してしまう。
ボスのショーンとは30年来の親友だったが、息子を殺されたショーンは憤り、ジミーに復讐を宣告する。朝が来る前にジミーたちを葬ろうと、ニューヨークの街中がジミーの敵となった。父と子の決死の戦いが始まる…。
『アンノウン』『フライト・ゲーム』に続き、リーアム・ニーソンとジャウム・コレット=セラ監督が3度目のタッグを組んだクライムアクション。
ショーン役にエド・ハリス、ジミーを追い続ける刑事役にビンセント・ドノフリオ。
まとめ
以上、映画『ジョン・ウィック チャプター2』の感想と見どころをご紹介しました。
頭を空っぽにして観れる大人気殺し屋シリーズ、第二作目もさらに復讐劇が壮大になっていて非常に楽しめました。
次は第三作目、『ジョン・ウィック:パラベラム』の感想をお伝えしたいと思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
裏社会の聖域、「コンチネンタルホテル」で不殺の掟を破ってしまった殺し屋、ジョン・ウィック。愛車や愛犬、そして家までも。すべてを奪ったマフィアへの壮大な復讐の先に待っていたのは、裏社会の秩序を絶対とする組織からの粛清だった。
1,400万ドルの賞金首となった男に襲いかかる暗殺者たち。満身創痍となったジョンは、生き残りをかけ、かつて「血の誓印」を交わした女、ソフィアに協力を求めモロッコへ飛ぶ。しかし、最強の暗殺集団を従えた組織は、追及の手をコンチネンタルホテルまで伸ばし、ジョンを追い詰めていく。果たしてジョンは窮地を脱し、生き延びることができるのか…。